「今週末は楽しみにしていたネイルサロンの日!乾燥が気になるし、手がカサカサだと『ズボラな人だな』ってネイリストさんに思われちゃうかも……。直前だけでもしっかりハンドクリームを塗って、綺麗にしてから行こう!」
そんな風に、サロンに行く前に良かれと思って、気を使ってクリームやオイルを塗ってきてくださるお客様が実はたくさんいらっしゃいます。
その「お手を綺麗にしていこう」という優しいお心遣い、ネイリストとして本当に嬉しく思っています。
ですが、ネイルサロンへ行く直前は、
ハンドクリームやオイルは「あえて塗らない」のが大正解です。
なぜなら、直前の保湿を控えるだけで、ジェルの持ちが変わることがあるからです。 今回は、その理由をプロの視点から分かりやすくお話しします。
理由:ジェルネイルは「油分」が大敵だから
ジェルネイルは、お爪の表面に油分や水分、ダストなどが残っていると、 ジェルが浮きやすくなったり、剥がれやすくなったりすることがあります。
ジェルと自爪の間にほんの少しでも邪魔なものがあると、密着度が下がってしまうのです。
もちろん、サロンの施術では、色を塗る前に爪の表面の油分除去やダストのクリーニングを丁寧に行います。
しかし、ご来店直前に塗られた濃密なオイルやクリームは、皮膚やお爪の間にしっかりと密着・浸透しています。
これを完全に取り除くためには、爪の表面をいつもより多く擦ったり、必要以上に油分を落とす工程が増えてしまうことがあります。
そうなると、大切なお爪に余計な負担をかけてしまう原因になってしまうのです。
「お客様の大切な自爪を痛めずに、ジェルを最高の状態で長持ちさせたい」
だからこそ、直前に塗るのは控えていただきたい、というのが私たちの本当の理由です。
じゃあ、いつから塗っちゃダメなの?
当日の朝からは控えるのが理想です

当日は、手を洗った後も何も塗らずに、そのままお越しください。
前日の夜までは、いつも通りの保湿で大歓迎です
前日までは、ぜひいつも通りたっぷり保湿してあげてください。
ネイルにまつわる「よくある質問」
Q. ハンドクリームは普段、いつ塗るのがベスト?
A. 基本的に「手を洗った後」は必ず塗るのがおすすめです。
水に触れた後は、お肌の水分が一番奪われやすいタイミングです。 こまめに塗ることで、指先の乾燥やささくれを防ぐことができます。
Q. キューティクルオイルとハンドクリーム、どっちを先に塗る?
A. オイルが先、クリームが後です。
まずはお爪の根元や周りにキューティクルオイルを馴染ませて栄養を補給し、 その上からハンドクリームを塗って潤いにフタをしてあげるイメージです。
Q. 手の乾燥がひどくて、何も塗らずに行くのが恥ずかしいのですが……
A. まったく気にせず、安心してお越しください。
「カサカサだからって、ズボラだなんて絶対に思いません」
ネイルサロンは、手元を美しく健やかに整えにくる場所です。 乾燥のお悩み自体もぜひご相談ください。
Q. 日焼け止めは塗っていっても大丈夫ですか?
A. 当日の朝、手元に塗るのは控えていただくのが理想です。
日焼け止めにも油分が含まれているため、ジェルに影響してしまうことがあります。 紫外線が気になる場合は、サロンに到着するまではUVカット手袋などで対策していただくのがおすすめです。
最後に:当日は「すっぴんの手」でお越しください
ネイルサロンに行くからといって、「綺麗な手で行かなきゃ」と身構える必要はまったくありません。
むしろ、乾燥や手荒れが気になるときこそ、私たちの出番です。 当日は何も塗らず、そのままの「すっぴんの手」でお気軽にいらしてください。
サロンでピカピカにお手入れした後は、仕上げにオイルとクリームをたっぷり使って、潤いのある指先へ整えます。

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

