「前の予定が少し押してしまった……」
「施術時間が90分もあるなら、10分くらい遅れても大丈夫かな?」
急なトラブルや交通機関の遅れなど、どうしても時間に間に合わなさそうな場面ってありますよね。
ですが、結論からお伝えすると、ネイルサロンでの遅刻は「お客様ご自身のネイルのクオリティや持ちが落ちてしまう」という最大のデメリットに繋がってしまいます!
今回は、ネイリストが分単位で組んでいる施術の裏側と、遅刻が仕上がりに与えるリアルな影響について解説します。
知られていない裏側!ネイリストの「分単位」タイムスケジュール
「90分の施術枠」と聞くと、時間にかなりの余裕があるように思えるかもしれません。
ですが、ネイリストの頭の中では、以下のように分単位で緻密なタイムスケジュールが組まれています。
- カウンセリング・お色選び: 約10分
- 前回のジェルオフ: 約15分
- 爪の長さを整える&甘皮ケア: 約15分
- ジェル塗布(ベース・カラー・トップ): 約35〜40分
- お会計・次回ご予約・お見送り: 約10分
ネイリストはこの一つひとつの工程を逆算し、全神経を集中させて施術を行っています。
そのため、「たった10分の遅刻」であっても、どこかの工程を10分短縮しなければならなくなるのです。
10分遅れるとどうなる?仕上がりに起きるリスク
では、施術時間を短縮するとどうなるのでしょうか?
予約時間を超えてしまうと次のお客様にご迷惑がかかるため、決められた時間内に終わらせる必要があります。その結果、以下のようなリスクが発生してしまいます。
美しいツヤや「フォルム(形)」を作る時間が削られる
ジェルネイルの美しいフォルムを作るには、ジェルが爪の上でつるんと平らになじむ(レベリング)のを待つ「数秒〜数分」の時間が不可欠です。時間が押してしまうと、この丁寧なレベリング時間を省略せざるを得なくなり、表面のツヤや凹凸の美しさに影響が出てしまいます。
デザインの省略やカウンセリング不足に
お色やデザインをじっくり選ぶ時間が取れなくなったり、ご希望のストーンやアートを諦めて工程を省略せざるを得なくなったりする場合があります。

なんども遅刻を繰り返すと「信頼関係」にも影響が……
やむを得ない事情で遅れてしまうことは誰にでもあります。
ですが、連絡なしの遅刻や度重なる遅刻が続いてしまうと、どうしてもネイリストとの信頼関係が少しずつ損なわれてしまいます。
ネイリストも一人の人間です。時間を守り誠実に向き合ってくださるお客様には「もっと綺麗に仕上げたい!」「細部までとことんこだわりたい!」と、より一層熱が入ります。
逆にお互いの信頼関係が薄れてしまうと、見えない部分の丁寧なケアやギリギリ攻める細やかな塗りなど、プロとしての「プラスαのこだわり」を発揮しづらくなってしまうのは、とてももったいないことですよね。

もし「遅れそう!」と思ったらどうすればいい?
どうしても遅刻しそうな時は、「遅れると分かった瞬間」にすぐサロンへ電話やLINEでご連絡をしましょう。
あらかじめ遅れる時間が分かっていれば、ネイリスト側も「じゃあ今回はこの工程を工夫しよう」「デザインをこちらから提案しよう」と事前の準備や調整ができます。
事前のご連絡があるだけでも、ネイリストは安心して心を込めてお客様をお迎えできますよ!
お互いに気持ちよく、最高に綺麗なネイルを作りましょう!
ネイルサロンの時間枠は、あなたのためだけに確保された特別な時間です。
時間通りにお越しいただくことは、ネイリストへの配慮であると同時に、あなた自身が一番綺麗でクオリティの高いネイルを手に入れるための第一歩でもあります。
ぜひ時間に余裕を持ってお越しいただき、心ゆくまで手元が美しくなるひとときを楽しんでくださいね!


